研修プログラム

新研修医の皆さんへ

名鉄病院院長 細井 延行

新任の研修医の皆さんを、病院の職員を代表して歓迎いたします。

これから2年間は当院の研修プログラムに基づき大学で学んだ医学のほとんど全ての臨床分野について実際の疾患を中心に経験を重ね、初期診療を自立しておこなうことが出来るようになっていただきたいと思います。

大学を卒業しての2年間は体力もあり、頭脳明晰で、理解力も優れ、手技の取得も早く、この期間の臨床経験は医師としての一生にわたる基礎的能力を培うものであり重要な時期です。名鉄病院では指導医の先生はもちろん、医師以外の医療職も一致協力して研修医の立場を理解した研修体制を組んでおります。この初期臨床研修体制をよく活用して充実したものとし、将来の専門分野へ自信を持って進めるようにしていただきたいと期待しております。

当院における臨床研修の目的

臨床研修責任者・院長 細井 延行

はじめに
当院では医師としての人格を涵養し、将来の専門性にかかわらず、日常診療で頻繁に遭遇する病気や病態に適切に対応できるようプライマリ・ケアの基本的な診療能力(態度、技能、知識)を身につけることによって医師の診療上の責任性を重要視した研修プログラムを提供いたします。 当院は基幹型研修病院となり、精神科、産婦人科、麻酔科等の協力型研修病院と研修病院群を形成し、更に地域医療の項目として、近辺の診療所等において研修をおこないます。当院の形成した研修組織は医師の初期臨床研修にはきわめて適切なものであります。その理由として、
  • 各科の医師、医長、部長など指導医と高いレベルの密接な研修がおこなえる。
  • 373床の機動力に優れた病院であり、研修に必要な医療機器はほとんどそろっており、稼働率が高い。
  • 研修医が2年間で院内の諸機能を把握し、積極的に活用するのに適した規模である。
  • 診療科間の連絡が密接であり、総合的に症例を理解することが容易である。
  • 研修医数が適切であり、指導医からマン・ツー・マンの指導を受ける機会が多い。
  • 名古屋駅から2分の名鉄電車・栄生駅に直結しており、名鉄電車を利用して広範囲な地域から当院を利用することができ、交通至便である。自動車による来院も便利である。
  • 患者数は多く、症例も非常に多彩である。
等が挙げられます。このような医療環境を用いた当院の研修プログラムでは医療人として必要な向上心と使命感に満ちた基本姿勢、態度を習得し更に将来の専門領域への意欲的な発展性を考慮した適切かつ効率的な研修を目指しています。
研修の目的
医療人として必要な基本的姿勢・態度を習得するために 研修医が適切な指導医のもとでプライマリ・ケアに必要な幅広い知識と能力を得るとともに生涯学習の精神を保ち、常に進歩する医学に対応できる知識と技術の習得法を学びます。
患者-医師関係においては 医療を受ける人々の人格を尊重し、医療内容をよく説明し、信頼を得るようにするとともに医療の社会的重要性、高い公共的役割を会得します。これらの目的を達するために研修医は指導医とともに医療関係者と協力して医療につくし、医療の安全管理の方策を身につけ、診療計画の立案実行をおこないます。このようにして医師としての幅広い資質の向上を図ることが本研修プログラムの目的であります。

名鉄病院臨床研修プログラムの概要

  • 研修期間は、4月1日からの2年間です。
  • 研修の開始に際し、研修開始にあたり理解しておくべき事項に関し、1週間のオリエンテーションをおこないます。
  • 当院の必修研修科目は、1年目に内科6ヶ月、外科、麻酔科各2ヶ月、救急、小児科各1ヶ月の研修をおこないます。 救急医療研修の期間は全科の救急患者の診療に関し研修をおこない、さらに二次救急病院として休日・夜間時にも研修をおこない補足します。 内科6ヶ月においては、循環器内科、消化器内科、内分泌・代謝内科、脳神経内科、呼吸器内科、血液内科のローテーション研修をおこないます。
  • 研修2年目は、産婦人科1ヶ月(分娩は協力病院で研修)、精神科0.5ヶ月(協力病院で研修)、外科、地域医療(診療所等で研修)各1ヶ月のほか、8.5ヶ月の選択研修をおこないます。 当院における必修研修のみでは不十分な項目に関しては、選択研修において補足します。
  • 当院における選択研修は、必修研修科以外に以下の診療科も選択できます。耳鼻咽喉科、眼科、泌尿器科、皮膚科、放射線科、病理。
  • ローテーション研修と別に病理解剖が実施される際に、病理解剖に参加し、CPCリポートの作成、CPCにおける発表などを行います。
  • 当院において研修がおこなわれている間は、休日・夜間時に内科系医師、外科系医師の指導のもと、交替で救急研修をおこないます。
  • 勉強会:毎週火曜日17:00から、初期診療講座、実践臨床講演会、CPC、内科会(症例発表会)などの勉強会をおこないます。
  • 心肺蘇生トレーニング:1年次4月に、 オリエンテーションでBLSコース、 その後ICLSコース受講を行います。 2年次はインストラクターやタスクとしての参加が可能です。 AHAのBLS、ACLSのライセンス等、研修に必要とされる資格取得の費用には補助があります。

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