先進医療「超音波骨折治療法」

骨折の治療は、折れた骨を元の正しい位置に戻す「整復」と、その位置を保つようにギプスを巻いたり手術で金属材料などで止めたりする「固定」が基本であり、整復・固定をした後は身体の細胞が新しく骨を作り直す自然治癒力に任せるのが通常です。後療法というのは周辺の関節運動などが主であり、骨癒合そのものを促進する方法はほとんどありませんでした。

しかし近年、骨折部に微弱な超音波パルスを照射することによって、骨癒合が促進されることがわかりました。科学的に厳密な方法で臨床研究した結果、脛骨(すねの骨)や橈骨(手首の骨)の骨折の治癒期間が約40%も短縮されることがわかりました。この「超音波骨折治療法」は、従来の基本的な骨折治療を行った後で、上乗せとして骨折治癒期間を短縮するために行う医療技術です。

この治療は、すでに医療機器として承認されている「超音波骨折治療器」を用いて行います。治療器は患者さん一人に一台レンタルですので自宅で治療できます。

この先進医療を行うために、保険による治療費のほかに先進医療費が請求されます。その額は現在 140,750円となっています。
通常行われる治療に関する費用(診察料、手術料、検査料、その他)は保険が適用になります。ご不明な点は主治医にお尋ねください。

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