眼科

当科で診療する主な疾患

白内障

眼の中には水晶体というレンズがはいっています。
この水晶体が、加齢などによってにごってきた状態を白内障といいます。
白内障になると、にごった水晶体をとおしてものを見るため視力が低下したり、光が水晶体をうまく通過できずに乱反射するため、屋外でとてもまぶしく感じることがあります。
視力が低下して、日常生活に不自由を感じる場合は手術を行います。
当科では原則として入院にて白内障手術をおこなっています。入院期間は片眼は1泊2日、両眼は3泊4日です。

緑内障

視神経が障害され、視野(見える範囲)がだんだん狭くなる病気です。
眼圧が高いと起こりますが、眼圧が正常なのに視神経が障害される「正常眼圧緑内障」も多く、緑内障全体の7割を占めています。
眼圧を下げる目薬を使って進行を遅らせることができ、必要に応じて内服・点滴・手術治療もおこないます。
一度失った視野はもとに戻りませんので、早期発見・早期治療が大切です。
特に、健康診断で「視神経乳頭陥凹」の記載があった場合は緑内障の疑いがありますので、眼科で診察を受けてください。

糖尿病網膜症

網膜は眼底にある薄い神経の膜で、ものを見るために重要な役割をしています。
血糖が高い状態が長く続くと、細い血管がつまって網膜が酸欠状態になり、新しい血管(新生血管)を生やして酸素不足を補おうとします。新生血管はもろいために容易に大出血を起こし、視力低下につながります。網膜にかさぶたのような膜(増殖組織)が張ってきて、これが原因で網膜剥離を起こすこともあります。
かなり進行するまで自覚症状がない場合もありますので、糖尿病のかたは眼の症状がなくても定期的な眼科受診をお勧めします。
当科では、糖尿病網膜症の進行の程度により、蛍光眼底造影検査・レーザー治療・硝子体手術をおこなっています。

網膜疾患

糖尿病網膜症以外にも様々な網膜疾患(黄斑上膜・網膜剥離・網膜中心静脈閉塞症・中心性漿液性脈絡網膜症・加齢黄斑変性・網膜色素変性など)の診断・治療をおこなっています。
特殊な検査や治療を必要とするかたは、名古屋大学医学部付属病院などと連携をとって対応しています。

眼瞼下垂

老化をはじめ様々な原因でまぶたが下がった状態です。
上方の視野が狭く感じられたり、日常生活に不自由を感じる場合は手術をおこないます。

斜視・弱視

片方の眼だけ違う方向をむくのが斜視、視力発達のおくれが弱視です。
眼の発達は低年齢であればあるほど良好なため、早期発見・早期治療が大切です。

糖尿病眼合併症外来

糖尿病センターの開設に伴い、平成25年4月1日から「糖尿病眼合併症外来」を開始しました。
糖尿病による眼合併症は、腎症および神経障害とともに3大合併症のひとつです。
眼合併症には糖尿病網膜症・糖尿病黄斑浮腫・血管新生緑内障などがあります。
治療の基本は血糖コントロールを強化することですが、進行するとレーザー治療や硝子体手術が必要になります。
視力低下や失明の可能性もあり、中途失明原因の第2位です。
かなり進行するまで無症状のことも多いので、症状がなくても定期的な眼科受診が必要です。
糖尿病眼合併症外来では、糖尿病があり眼科を初めて受診される方を中心に、各種検査・診察・眼合併症の説明・生活指導を行っています。
内科との連携を強化し、糖尿病による眼合併症の早期発見を目指しています。

糖尿病眼合併症外来
毎週月曜 午後13時30分から(完全予約制)
吉田統彦 医師

平成28年5月

〒451-8511 名古屋市西区栄生2-26-11 TEL:052-551-6121

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