診療科

脳神経外科

概要・特色

名鉄病院は昭和31年に開院し、脳神経外科は昭和40年に開設されました。
現在、名古屋市西区で唯一の急性期病院(2次救急病院)である名鉄病院の診療科のひとつとして、名古屋市北西部から西名古屋地域一帯の医療に貢献しています。
時間内診療は、平日と第1土曜日に 日本脳神経外科学会専門医・指導医の医師が担当しています。夜間・休日の時間外診療では待機医制を取っていて、当直医からの連絡により必要な診察・治療を行っています。
脳神経外科で行なう主な検査は、MRI、CTスキャン、脳血管撮影、脳波、脳血流検査などです。

当科では科の特性上、緊急入院が数多くを占めています

施設認定の状況

日本脳神経外科学会専門医訓練施設
日本脳卒中学会認定研修教育病院
日本脳ドック学会認定施設

こんなときは受診してください。

  • 急に手足の麻痺がでて、顔面の麻痺も伴うようなときは、脳出血や脳梗塞の可能性があります。
  • 手足の運動障がいが数日間から数週間で次第に悪化するようなときには、脳腫瘍、慢性硬膜下血腫などのことがあります。
  • いつの間にか歩き方が不安定になり、認知症のような状態や、尿を漏らすようになったら、水頭症(正常圧水頭症)の可能性があります。

以上のようなときは、脳神経外科を受診してください。

主な対象疾患

  • 脳血管障害
  • 脳腫瘍
  • 頭部外傷
  • 三叉神経痛、
    顔面痙攣(けいれん)
  • 水頭症、先天性奇形、
    炎症性疾患(脳膿瘍)など
  • 痙性麻痺に対する治療

診療内容

脳血管障害

  • 脳出血
  • 頸動脈狭窄症 など

脳出血に対しては点滴などによる保存的治療が大部分を占めています。出血量、意識状態によっては開頭血腫除去術・ナビゲーションによる定位的血腫除去術などの方法で治療します。また、入院・外来などで認められた頸動脈狭窄症に対して頸動脈ステント留置術を病状を確認して行っています。

脳腫瘍

良性脳腫瘍に対して、画像診断を含め経過観察、摘出手術を行いますが診療体制の変更後、手術加療などが必要と考えられた場合には名古屋市立大学病院などへの紹介を行っています。悪性脳腫瘍に対しては放射線治療などが行えないこともあり、大学病院を含め近隣の病院へ紹介させていただいています。

頭部外傷

急性硬膜外、硬膜下、慢性硬膜下血腫に対して開頭または穿頭による血腫除除去術により治療します。当院で最も多い手術が慢性硬膜下血腫に対しての穿頭血腫除去術です。

三叉神経痛、顔面痙攣(けいれん)

後頭下小開頭による神経血管除圧術により治療します。
顔面けいれんは、ボトックス注射による治療も行います。

水頭症、先天性奇形、炎症性疾患(脳膿瘍)など

腰椎腹腔短絡術・脳室腹腔短絡術・脳室心房短絡手術(シャント手術)、膿瘍排膿術・摘出術などを行います。水頭症に対しては、当院では腰椎腹腔シャント術が頻度的には最も高いです。

痙性麻痺に対する治療

脊髄損傷や脳卒中を含め脳損傷後の慢性期に過度に筋肉の緊張が亢進してしまう状態を痙性麻痺(痙縮)といいます。 直接薬剤をポンプを用いて直接髄腔内に投与する方法で、2006年より保険適応となりました。 当院でもこの治療法を導入し高い効果を確認しています。 また、ポンプを使用しない場合でも、痙縮を起こしている筋肉に対して直接ボトックス(ボツリヌス毒素)を注入することにより治療効果を得ています。

診療実績

2013年2014年2015年2016年2017年2018年
脳腫瘍9310364
動脈瘤5458105
脳内出血255314
慢性硬膜下血腫284035433736
水頭症手術34109116
血管内手術809896

※その他の手術も行っています。

担当医紹介

役 職
脳神経外科部長
氏 名
竹内 洋太郎
専門領域
脳血管障害(血管内外科治療)、脳腫瘍、頭部外傷など
資 格
医学博士
日本脳神経外科学会専門医・指導医
日本脳神経血管内治療学会専門医
日本脳卒中学会専門医
名古屋市立大学医学部臨床准教授
新臨床研修指導医
役 職
部長
氏 名
大原 茂幹
専門領域
脳血管障害(手術治療)、脳腫瘍、機能的疾患(顔面けいれん、三叉神経痛)など
資 格
医学博士
日本脳神経外科学会専門医・指導医
日本脳卒中学会専門医
名古屋市立大学医学部臨床教授
日本脳ドック学会会員
新臨床研修指導医
役 職
非常勤医師
氏 名
春日 洋一郎
資 格
医学博士
日本脳神経外科学会専門医・指導医
役 職
非常勤医師
氏 名
大蔵 篤彦
資 格
医学博士
日本脳神経外科学会専門医・指導医
役 職
非常勤医師
氏 名
鳥飼 武司
資 格
医学博士
日本脳神経外科学会専門医・指導医