院長のご挨拶・理念

院長のご挨拶

当院は、名古屋鉄道健康保険組合により昭和31年に設立された病院で、名古屋市西区に位置し、名鉄線の栄生(さこう)駅の改札に直結している便利な病院です。
太平洋戦争開戦直前の昭和16年に枇杷島から名古屋駅に乗り入れる現在の路線が設けられた時にできたのが栄生駅です。その後、昭和31年に栄生駅に近接した名鉄病院1号館が開設されました。その33年後の平成元年に2号館、平成13年には3号館が竣工し、新幹線やJR東海道線そして名鉄線に平行して3つの建物が横に並ぶ、長細い列車のような現在の形になりました。

さらに平成27年には、老朽化した1号館を建て替え、あわせて栄生駅と病院の直結化や平面駐車場の新たな整備など、ますます患者さんにとって利便性に優れた病院となりました。特に電車で病院に来られる患者さんは、雨の日でも駅から病院まで傘は不要で、非常にアクセスの良い病院に生まれ変わりました。診療エリアは、地元の名古屋市西区にお住いの方だけではなく、隣接の中村区や、名鉄電車沿線の清須市、北名古屋市、あま市などの多くの方々の診療を担っています。

当院は規模的には病床数373床の中規模病院ですが、25の診療科を持つ西区唯一の急性期の総合病院です。中でも特に救急に力を入れており、「断らない救急」を旗印に24時間365日の受け入れ態勢を整え、幅広い患者さんを受け入れて、地域の医療ニーズに応えています。最近では、年間の救急車受入台数が7,000台を超え、これは名古屋市内の並み居る病院の中でも有数の数となっています。25の診療科は、内科系・外科系など大部分の患者さんの病状に対応することが可能です。加えて、予防接種センターや認知症疾患医療センター、糖尿病センター、内視鏡センター、ウロギネ(女性泌尿器科)センター、関節鏡・スポーツ整形外科センター、また令和元年8月に開設した透析センターなど機能別のセンター機能を設け、それぞれが専門性も追求しております。また健診センターも、疾病の予防を含め、皆さんの健康寿命の延伸に少しでもお役に立つよう、スタッフ一同頑張っています。

一方、療養環境の観点から名鉄病院の特徴を挙げると、診療科ごとの垣根がなく横の連携が非常に良いこと、また看護部や薬剤部、放射線科、検査部、事務部門などの部署間でも非常に風通しが良く、スタッフの温かさが直に感じられることです。これが、患者さんが困った時にも相談しやすい雰囲気にも繋がっていると思います。また医療の質の向上にも積極的に取り組み、病院機能評価認定施設、基幹型研修指定病院として、研修医や若手医師の育成とともに、患者さんには常に安全な医療を提供するために、日々研鑽しています。

新1号館竣工時にスタッフ全員で考えたキャッチフレーズ「人に寄りそう 命と向き合う」を常に心に刻んで、これからも安全な医療を第一に考え、地域の皆さんに愛される病院を目指してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

名鉄病院長

細井延行

理念・基本方針

理念

名鉄病院は医療倫理を守り良質な医療を提供いたします

キャッチフレーズ

人に寄りそう 命と向き合う

基本方針

  1. 私たちは人間性を尊重した患者さん中心の医療を行います。
  2. 私たちは患者さんへの十分な説明と患者さんの納得を重視した医療を提供します。
  3. 私たちは医学的根拠に基づいた医療を行い、安全医療を目指します。
  4. 私たちは地域との連携を充実し、きめ細かい医療を行います。
  5. 私たちは職員の人材育成に努め、医療関係者の教育研修に関する病院としての役割を果たします。
  6. 私たちは健全な病院経営に努めます。

患者さんの権利と責務

  1. 患者さんは人間としての尊厳を守られ、良質な医療を受けることができます。
  2. 患者さんはご自分の医療について十分な説明を受け、納得の上治療方法を選択することができます。
  3. 患者さんは他の医療機関へセカンドオピニオンを求めたり、他の医療機関での治療を選択したりすることができます。
  4. 患者さんはご自分の医療上の内容・情報を知ることができます。
  5. 患者さんの個人情報は保護されます。
  6. 患者さんには良質な医療を受けるために、病院の規則を守り、医師及び医療従事者に協力し、自ら医療に参加していただきます。

名鉄病院倫理綱領

私たち名鉄病院職員は医療倫理を守り、良質な医療を提供するため、次のとおり「名鉄病院倫理綱領」を定め、これに基づき医療行為を行います。

  1. 日々研鑽に励み、患者さんのためになる的確にして良質な医療を提供します。
  2. 患者さんの尊厳を守り、宗教、信念を尊重するとともに、常に全ての患者さんに対して公正・公平に接します。
  3. 患者さんが医療の選択を行えるように十分な医療情報を提供するとともに、容易に自己決定が行えるように環境の整備を行い、信頼関係の構築に努めます。
  4. 守秘義務を遵守し、個人情報の保護を行います。
  5. チーム医療を実践するとともに、他の医療機関などと十分な連携をとり、地域医療の充実に貢献します。
  6. 医療の公共性を重んじ、医療を通じて社会の発展に尽くすとともに、法規範の遵守および法秩序の形成に努めます。
  7. あらゆる医療事故を未然に防ぐよう十分な注意と努力を払います。
  8. 臨床倫理に関わる問題は、医療に関わる関連法規、ガイドライン、院内委員会等で定めた方針に従います。

平成 29年 1月 1日

臨床研修病院として

研修理念

医師としての人格を涵養し、将来の専門性にかかわらず、日常診療で頻繁に遭遇する病気や病態に適切に対応できるようプライマリ・ケアの基本的な診療能力(態度、技能、知識)を身に着けた医師を育成する。また、当院の理念である、医療倫理を守り、良質な医療を提供できる医師を育成する。

研修基本方針

  1. プライマリ・ケアを実践できる医師を育成する。
  2. チーム医療の重要性を認識し、その一員として医療を遂行できる医師を育成する。
  3. 患者さんへの十分な説明と同意に基づく医療など、患者さんの個性と人間性を尊重した患者さん中心の医療を遂行できる医師を育成する。
  4. 医学的根拠に基づき、安全な医療を提供できる医師を育成する。
  5. 地域医療機関との連携の重要性を理解し、実践できる医師を育成する。
  6. 指導医、看護師およびその他の医療従事者をはじめとする病院職員全員で育成する。