診療科

婦人科

概要・特色

子宮筋腫の新しい治療法である子宮動脈塞栓術や婦人科悪性腫瘍の治療など、つねに最先端の医療レベルで診療につとめています。特に子宮筋腫に対しては筋腫外来を設け患者さんのライフワークに合わせた治療をセカンドオピニオンします。また、更年期障害や閉経後の骨粗鬆症、高脂血症など閉経期の様々な悩みに対し、更年期専門医が丁寧に説明し治療いたします。

主な対象疾患

  • 月経困難症
    子宮内膜症
  • 子宮筋腫
  • 婦人科がん検診
  • 更年期障害
  • 月経不順
    月経前症候群
  • 性器脱

診療内容

子宮筋腫の新しい治療法

子宮動脈塞栓術(UAE)

子宮動脈塞栓術の英語訳 uterine artery embolization の頭文字をとってUAEと呼ばれています。足の付け根、肘、あるいは手首の動脈から細い管(カテーテル)を挿入し、先端を筋腫を栄養している子宮動脈の入り口まで送ります。このカテーテルから子宮動脈を閉塞させるような物質を流し込み、両側の子宮動脈から子宮筋腫に血液が流れるのを途絶させる方法です。筋腫に栄養が行かなくなるので、筋腫が縮小したり、月経時の症状が改善することが期待されます。1991年にフランスで始められ、いまでは子宮筋腫に対する有効な治療法の一つとして急速に普及しています。

適応

治療を必要とするような症状があり、それが子宮筋腫によるものであると診断された場合にのみ適応となります。UAEを行うには、その前に子宮がん検診を行ってがんでないことを確認したり、MRIなどの精密検査で子宮筋腫に似た子宮肉腫と呼ばれる悪性腫瘍でないことを確認しなければなりません。UAEの適応ではないケースとしては、骨盤内に感染症を合併している場合、現在妊娠中の人、将来妊娠を希望する女性、既に閉経している女性などがあげられます。また、子宮筋腫のできている部位や大きさによっては、子宮全摘や、子宮筋腫だけを核出する手術、あるいはホルモン療法など他の治療法がより有益となるケースもありますので、よく医師と相談することが必要です。治療成績は、おおよそ80%から90%の患者さんで症状が改善するといわれています。筋腫体積の平均の縮小率は44%から73%という結果が得られています。

入院期間

手技は専門の放射線科医が、X線装置を利用して行い、大体1時間半ほどで終了します。そのあとの経過は婦人科医が定期的に観察していきます。一般的に入院期間は2日から3日で済み、すぐに仕事に復帰することも可能ですが、思わぬ合併症を起こした場合は入院期間が長引く場合があります。

費用

子宮筋腫に伴う症状など、条件により保険適用になります。詳細は担当医にお尋ねください。

受診方法について

当院の婦人科外来に連絡して診察予約をとり、受診してください。現在、他院に通院中の方はできれば、紹介状とデータ(MRIやがん検査、採血の結果など)を持参してください。なお、受診されてもUAEの適応ではない場合もあることをご承知ください。また、セカンドオピニンを求められるだけでも結構です。

セカンドオピニオンについて

子宮筋腫の治療に対しUAE「子宮動脈塞栓術」をお考えの方はセカンドオピニオンを受け付けております。診療所からの紹介状を持参の上ご来院ください。

費用自費20,000円(税別)
相談時間60分程度
申し込み方法診療所のご担当医より地域医療連携室宛てに専用FAXにて
お申し込みください。

担当医紹介

役 職
病院長
氏 名
細井 延行
役 職
婦人科部長
氏 名
西川 博
卒業年
1993年
専門領域
婦人科一般
婦人科腫瘍
資 格
医学博士
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
日本婦人科腫瘍学会 婦人科腫瘍専門医
日本がん治療認定医機構 がん治療専門医
所属学会
日本産科婦人科学会
日本婦人科腫瘍学会
日本癌学会
日本癌治療学会

コメント

症状・治療法について丁寧に説明し、希望にあった医療を心がけています。
役 職
婦人科付部長
氏 名
平尾 有希惠
卒業年
1988年
専門領域
婦人科一般
資 格
産婦人科専門医
母体保護法指定医
所属学会
日本産科婦人科学会