内分泌・代謝内科

当科で診療する主な疾患

2型糖尿病

インスリンを産生する膵β細胞の機能不全及びインスリン作用を受ける肝臓及び骨格筋におけるインスリン抵抗性のため起こる全身の代謝異常です。この代謝異常が糖尿病固有の細小血管障害や全身の動脈硬化を進行させます。こういった合併症が起こらないように、またこれ以上進展しないようにするために血糖コントロールを行います。当院では、外来・入院ともに非常に力を注いで診療にあたっています。症状がなくても合併症は進行しますので糖尿病と言われたら早期に受診し早期に治療に当たることが非常に重要です。

1型糖尿病

インスリンを産生する膵臓のβ細胞が何らかの原因で破壊されてしまい、インスリン分泌が低下しインスリン治療が必要となる病気です。当科では、従来のペン型インスリンの頻回注射による治療だけでなく、インスリン持続皮下注入療法(CSII)といったインスリンポンプを用いた治療も積極的に行っています。 2015年12月にはインスリンポンプに「パーソナルCGM」(持続血糖測定)を搭載した新しいポンプも使用可能になりました。

甲状腺疾患

バセドウ病、橋本病、甲状腺腫瘍などの疾患を診療しています。バセドウ病は甲状腺ホルモンが高くなる病気で若い女性に多いといわれています。当院では抗甲状腺剤による治療を主に行っています。橋本病は甲状腺ホルモンが不足する病気で甲状腺ホルモンの補充療法を行います。甲状腺腫瘍については、甲状腺超音波、穿刺細胞診、CTなどの検査を行い、必要があれば甲状腺を専門とする外科に紹介しています。

副腎疾患

副腎偶発腫、原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫、副腎皮質機能低下症などの疾患を対象にしています。特に最近は腹部CTを撮像することが多くなり副腎偶発腫を指摘されることが多くなりました。腫瘍がホルモンを産生していないかどうかを血液検査で調べ、必要があれば検査入院も行っています。特に最近では高血圧症の原因として原発性アルドステロン症という病気が注目されています。これは、アルドステロンというホルモンが過剰分泌されることで高血圧をきたす病気ですが、通常の高血圧症に比較して脳血管障害を引き起こすことが多いことが分かっています。原発性アルドステロン症についても当科で精査が可能であり、当院泌尿器科で手術を行うこともあります。

脳下垂体疾患

患者数は少ないですが、脳下垂体のホルモンに関する病気です。先端巨大症、クッシング病、下垂体前葉機能低下症、尿崩症といった疾患があります。これらの疾患は症状が非特異的なことが多いので、気づかれにくいことが多い病気です。様々な徴候や検査所見から疑わしい場合は積極的に検査を勧めていきます。

平成28年10月

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